着物は、仕立て方もそうですが、素材も、染色も、全て「長い間」使えるようにと考え尽くされていて、今、一着の着物を仕立てようとすると、かなりお金がかかり、それが理由で着物から離れてしまったということもあると思います。
若者が着る着物としても、振袖はとても高価なものですが、一般的には人生で振袖を着るのは「成人式・卒業式・結納」そして、友人・親戚の結婚式だと言われます。
成人式、結婚式くらいしか着る機会がない振袖に、高い金額をかけるのはちょっともったいないなと思う人も多いと思います。
着物を購入してしまえば、その後の保管にも気を使わなければならないし、着付けも自分でできなければ、誰かに頼むか、美容室などに行かなければなりません。
そして、友人、親戚の結婚式の写真を見ると、いつも同じ振袖だなというよりも、振袖レンタルでいろんな振袖を着ることが出来きるのは楽しみだし、記念になります。
大阪の八木呉服店にも、毎回違う振袖を着たいと、レンタルをご利用される方も多くいらっしゃいます。
その中でも、一番記念に残したいのは、やはり成人式です。
「成人式、今年も荒れる」という見出しがニュース番組に出ていましたが、箕面ではそんなことは全くなく、素晴らしい成人祭が挙行され、華やかな姿が街にあふれたそうです。
素晴らしい成人祭となったのも、これまで、そんな彼らの成長を支え、見守ってきた、たくさんの地域の方々のおかげ、そして、箕面の風土ゆえ、この箕面らしい風土をこれからも大切にしていかなければならないと言われていました。
大阪の箕面の成人祭の企画は、市役所1年生の職員、会場の運営などには、当時の小中学校の担任の先生方をはじめ、たくさんの教育関係の方々が、抽選会の賞品は、すべて箕面市内の企業や商業関係の方々からのご寄附という、箕面市をあげて新成人をお祝いすることができたそうです。
これから、成人式を迎える方々も、こんな素敵な成人祭に、振袖レンタルで自分に似合う最高の振袖を着て参加し、大人の仲間入りを実感する一日を過ごして欲しいなと思います。