最近は、再婚される方が「袖を振るのはこれ限り」と言う意味をこめて結婚式で振袖を着たり、金婚式で「五十年を節目にもう一度新婚の気持ちに戻って」という気持ちで、振袖レンタルで着物を選んだりと、晴れの着物にはそれぞれ深い意味があるようです。
着物にしても洋服にしても、それを着て似合う年齢というのはあると思いますが、振袖の場合はその着る時期、着る年齢ばかりを問題にせず、その振袖に隠されている意味を考えなければならないのではとおっしゃった方がいらっしゃいます。
この歳になっても振袖は華やかでいい、などという考えはどうかと思いますが、自分自身が着る意味をしっかり考え、見てくれる人に伝えることができるような着物の着方ができればいいと思います。
確かに、振袖は、未婚女性が着るものと言われているので、成人式、結納、結婚式とあまり着る機会も少ないのに、購入するには高い品物になります。
自分で着ることができなければ、着付けを頼まなければならないし、その後の保管にも気を使わなければなりません。
しかし、いろんな場面でいろんな意味を込めて振袖を着ることを考えれば、振袖レンタルという選択肢もあります。
その時の気分で、素敵な振袖を選んで、素敵な一日を過ごすことが出来ると思います。
成人式の日も、梅田には多くの若者が振袖姿で、同窓会などに行く為に、集まっていたそうです。
梅田は、大阪市北区にあるJR大阪駅や梅田駅を中心とした一帯の地域名称で、日本を代表する繁華街の一つで、JRの他、阪急電車、阪神電車、地下鉄の駅があり、ホテル、百貨店、事務所ビル、歓楽街などが集積しています。
梅田から南へ4km程度離れた難波を中心とした一帯を「ミナミ」と呼ぶのに対し、梅田周辺を「キタ」といい、大阪を代表する繁華街です。
成人を迎え、梅田で過ごす時間が増える人も多くなると思いますが、成人式の日の自分の誓いや、振袖に込めた思いなどを忘れず、素敵な大人になってほしいと思います。